さて今回は、車なしで楽しむ高知一人旅のモデルコースに出てきた飲食店を見ていきたいと思います。
車なしで楽しむ高知一人旅のモデルコースはこちら
行ったお店にハズレはなく、どのお店も最高においしかったです。私は甘い醤油が苦手ですが、どのお店の醤油もしっかりしょっぱかったです。(笑)
好みはあると思いますが、しっかりした味で、酒のアテにぴったりな高知フードです。
屋台餃子が有名な高知
私の中で、屋台と言えば博多・中州!という風に思っていたのですが、実は高知にも屋台文化が残っています。
高知市には屋台ロードと呼ばれるエリアがあります。飲み屋街である追手筋と交差するグリーンロード近辺では、夜ごと屋台が出現し、呑兵衛たちで賑わっているとのこと!
しかも、屋台の大半は「屋台餃子」と呼ばれる餃子を提供しているらしいのです。餃子とビールが大好物なパド子です、そんなことを聞いてしまっては行くしかない!と思い、高知初日の夜の二軒目は屋台にしました。
屋台安兵衛 屋台と餃子の正義
実は、高知に屋台文化があるということは知りませんでした。高知に行く飛行機の中で予習として、有川浩さんの高知案内の本を読んでいて知りました。
有川浩の高知案内 (ダ・ヴィンチブックス)そして、その中で紹介されていたのが、屋台安兵衛。昭和四十五年創業で、屋台餃子の元祖と言われている老舗屋台です。デビュー戦はこちらのお店に決定です。有川浩さん大好きですし。
ひろめ市場から歩いて10分ほど、屋台と赤ちょうちんが見えてきます。オープンは19:00から。オープンと同時に入店しました!1番乗り~♪(この写真は19:00に撮ったものですが、まだすごい明るいです。高知って本当に陽が長いんだなーって思いました。)
この屋台、本当に人気です。最初は私一人だったのですが、数分後には満席、気付いたときには行列ができていました。でも回転も速いので意外と早く案内してもらえると思います。オープンの時間帯だったせいか、餃子とラーメンを軽く食べるだけの人も多い印象です。夜も更けると、私のようにダラダラ飲む輩も増えるかもしれませんが(笑)、〆のラーメンだけのお客さんもきっと多いと思うので、一貫して回転は速いと予想します。
さて、オーダーです!わくわく!
ふむふむ。とにかく餃子とビールですね。ちなみに、ソフトドリンクの場合は敷地内にある自動販売機で自分で購入するという斬新なスタイルでした。
小ぶりで薄皮のパリッとしたタイプです。これは・・・・。何個でも食べれるタイプの餃子です。き・・危険!卓上にとっても辛ーーい辣油があるので、タレを好みで作っていざ二次会の始まりです。
「屋台と餃子とビールは高知の文化です」というのが、こちらの屋台のキャッチコピーのようですが、たしかにこの三つがそろえば正義ですよね。そして安兵衛さん、あまりの人気ぶりに、東京・恵比寿にも進出しているらしいのです。行ってみたいとは思いますが、やっぱり屋台で食べるのが一番だと思います。気持ち的に!
さて、数枚の餃子をアテに、数瓶のビールを飲んだ後は食べるつもりのなかった、ら、、、ラーメンをオーダーしてしまいました。私はゆっくり、だらだらと屋台を楽しんでいたので、周りのお客さんが何組も変わったのですが、ラーメンがなんともおいしそうで、おいしそうで。がまんならなかったんです。
メニューを見ていると、「半めんもできます」の記載が!おお、これは、と思い、半めんでお願いしました。残念ながら、お値段は変わりません。
悲しいことですが、もう30代も後半になると、たくさん食べることができないのです。食べてもまったく代謝しない!つまり、生きるために必要な食物はほんのちょっとでいいのです。飲食が旅行の楽しみなのですが、キャパが限られているため、小さいポーションが助かります。損得よりも、無理して食べないことのほうが、体調面でも体重面でも結果としていいんだってことを、学びつつあります。
黄金のスープ、美しいですね。
昔ながらの中華そばという感じで、とてもおいしいです。〆に食べるのにぴったりだと思います。
辣油差しが秀逸
最後に、特筆すべきこととして、こちらの屋台で使用されていた辣油差しが秀逸だったので紹介します。
見てください。コレ。(2枚あります)缶のフタに穴が開いているのです。そして、瓶の高さにちょうどいいスプーンがその穴に通されています。
私は辣油が大好きなので、餃子を食べるときはいつも使用しますが、この類の調味料って、周りが最強にベトベトになって本当に大変ですよね。しかも唐辛子が入っているタイプ⇒スプーンですくうタイプは、その構造によってよりベトベトになりやすくて悩ましいものだと思います。
それを見事に解決するような、すばらしい辣油差しだと思いました。そして!なによりも!雑味のない、すごく辛い、おいしい辣油でした。醤油と絶妙にマッチする、最高の辣油です!欲しいです。この辣油と辣油差し。
他の高知屋台にも行ってみたくなる
安兵衛さんは若いイケメンのお兄さんの店員さんが多い印象でした。一方で、創業昭和四十五年を感じさせる店員さんには会えませんでした(笑)。私が会えなかっただけか、事業がだいぶ拡大した結果か、分かりませんが。
おそらく高知屋台で一番の人気店で、気軽に行けて、非常においしくて、とってもオススメです。
しかし、数ある高知屋台です。次回はちょっとディープな屋台にもチャレンジしてみたいと思います。
気になる高知屋台 次はどこに行こうかな、候補たち
和楽路屋
うどん専門!の屋台です。高知ではかなり珍しいらしい。
じゅんちゃん
おでんも餃子もあるけれど、ラーメンが有名な屋台。名物ラーメンとして龍馬ラーメンなんていいうメニューもあります。
松ちゃん
こちらも餃子が有名な屋台です。安兵衛と食べ比べてみたいです。
コメントを残す